【スキンケア大学】第25回 食生活の乱れが女性ホルモンの乱れを招く!?食を変えて艶やか美人に!

カラダづくりの基本である食事は、女性ホルモンに与える影響も大。女性ホルモンを正常に分泌させるためには、きちんとした食生活を送ることが必須条件。無理なダイエットや過食はNGです。
またコンビニの食事やジャンクフードばかり食べていると、PMS症状の悪化や、卵巣の細胞に悪影響を及ぼすなど、ホルモンバランスが乱れてしまう可能性が大いにあります。さらに女性ホルモンにとってよくない冷えや不眠の原因に。以下のポイントを注意してくださいね!


スキンケア大学第25回.jpg

活性酸素にご用心
ポテトチップスなど油で揚げてある食品は酸化するのが宿命。そのため、活性酸素が多量に含まれてしまいます。活性酸素は体の代謝を低下させ、シミやシワを作るなど、肌を老化に導きます。
さらには卵巣の細胞に直接ダメージを与えて、ホルモンの産生にも影響を及ぼすことも…。スナック菓子が好きな人は、ノンフライのものを選んだり、食べる頻度を減らしたりといった工夫をしたほうがいいですね。
トランス脂肪酸の摂り過ぎはNG
植物精油脂から生成される人工的な脂肪酸、別名トランス脂肪酸は、摂りすぎると悪玉コレステロールが増加。動脈硬化やアレルギーを引き起こすだけでなく、PMSの症状をひどくするということもあるので、ホルモンバランスに影響を及ぼすことがあると言われています。
アメリカでは、マーガリンなどの食品にトランス脂肪酸の含有量を表示する義務が有るほど。くれぐれも食べ物には注意です。
無添加をきちんと意識すべし
コンビニ食などに含まれる、保存料等の添加物には、ホルモンバランスを崩す原因になることが…。これらが体内に入ると、肝臓が解毒をスタート。普通の食材よりも肝臓が酷使され疲弊し、肝臓の解毒作用が低下してしまいます。そのため体内に悪いものが溜まってしまいホルモンが正常に分泌されなくなる危険性が。極力、添加物の少ない食品を選びたいですね。

排卵日には卵がオススメ!
排卵日を迎えたら、卵を積極的に食べるのがおすすめです。東洋医学的には、卵や種実類は「生命の泉」とされており、良質のたんぱく質やビタミン、ミネラルが豊富含まれています。それらをギュッと閉じ込めた食材をしっかり補給して排卵に備えると、体も喜びます。卵やイクラ、キャビアなどがそろうお寿司屋さんがグッド!
無理なダイエットはホルモンバランスを崩す
一つの食材ばかり食べたり、ご飯を抜くなど極端なダイエットを繰り返していると、ホルモンバランスに影響が出てしまいます。
エストロゲンだけが多く分泌され、プロゲステロンがうまく働かない等の症状が出やすくなります。特に生理周期に乱れが出てきた場合は、そのダイエット法が間違っているということ。もし本気で痩せたいのなら、まずは食事と運動の改善からスタートを。
PMS期に摂取したいビタミンB6&C
女性は生理前になると血中のビタミンB6濃度が低下し、PMS期のイライラが悪化することがあります。これはエストロゲンの代謝にビタミンB6が使われるため。牛や豚、魚の赤身、ピーナツなどを食べて補給しましょう。
また女性ホルモンバランスを崩す活性酸素を撃退するビタミンCもこの時期に必須。こちらはレモンやゴーヤ、ピーマンなどで接種可能です。この2つのビタミン、必ず覚えておきましょう。
肉と魚、両方食べないと意味がない
肉だけ、魚だけという偏りのある食事はNG。魚には、不飽和脂肪酸という血液をサラサラにする成分が豊富で、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らしてくれます。
一方肉には、リラックスを促す脳内神経伝達物質セロトニンの原料となる物質を多く含有。女性ホルモンの大敵であるストレス対策にいいと言われています。
これを押さえれば大丈夫!4大ミラクル食材
シンプルに、女性の体の糧となる!と覚えて置くと良いのが以下の4つの食材。どれも手に入りやすく、しかもそのパワーは無限です。
・バナナ:PMS症状緩和に効果あり!ビタミンB6やカリウム、マグネシウムが豊富
・豆腐:鉄分、マグネシウム、ビタミンB1など女性にマストな栄養素が凝縮
・海藻:食物繊維、ビタミン、ミネラルの宝庫。ホルモンバランスを整え活性化
・ヨーグルト:免疫力を高め、女性ホルモンを強くサポート
食生活を見直して、女性ホルモン力をUPしましょう!

バックナンバー