【スキンケア大学】第23回 「冷え」は女性ホルモンの敵!あなたの冷えは何タイプ?

気が付けば、夏でも手足が冷たいと感じることはありませんか?「冷え」は、女性ホルモンにとっても大敵。体温が1度下がると免疫力は30%、代謝は12?20%低下すると言われ、さまざまな不調を引き起こしてしまいます。
「冷え」の原因は、大きく5つに分かれます。まず、血液で熱を体に循環できない「血行不良」。それが変調として表れるのが、手足の冷える「末端冷え」。
さらに悪化すると本来は暖かくなくてはいけない内蔵の熱を奪う「内蔵冷え」へと発展します。また、生活習慣から言えば、熱を産生する筋肉量の少なさ「筋肉不足」による冷え。さらに薄着によって皮膚表面から体温が奪われる「薄着冷え」もあります。
以下の5つのタイプの中から、もっとも多くチェックがついた「冷え」はどれでしょうか?


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【冷えタイプ診断】
(1)筋肉不足…駅の階段で息切れしていませんか?
□20回以上腹筋ができない
□1日歩く時間は30分以下
□仕事の9割はデスクワーク
□体の割に下半身が太い
□むくみやすい
□学生時代、体育の時間が憂鬱だった
□階段を登るだけで息切れする
□疲れやすい
熱を生み出すために必要な筋肉が足りていない。さらに日頃から体を動かす機会が少ないので、筋肉も衰えている。
(2)薄着冷え…おしゃれは我慢!?
□ミニスカやショートパンツが好き
□夏は冷房が効いた場所でも生足だ
□Vネックなど、首周りが開いたトップスを選びがち
□通勤中やオフィス内の暖房が苦手
□締めつけのあるブーツを履いている
□職場のルールで半袖など薄い服を着なくてはいけない
□上半身は着込むけど、下半身は薄着
□真冬でもほとんどパンプスだ
ファッションを優先しすぎて、体が冷えています。このまま続けると代謝が悪くなって太る可能性も。
(3)血行不良…いつも肩こり・頭痛は一緒!?
□ひどい肩こりに悩まされている
□腰が重い
□頭痛持ちである
□肌が荒れやすい
□下痢気味、または便秘気味だ
□一度クマができたらなかなか回復しない
□夕方になると顔が土色になる
□お風呂に入っても汗が出るのに時間がかかる
ストレスや不規則な生活などによって自律神経が乱され、女性ホルモンもバランスを崩しています。自律神経の働きである血管の収縮と拡張がうまくいかず、巡りが悪くなっています。
(4)末端冷え…指先の冷たさは雪女並み!?
□手が冷たいとよく言われる
□寝るときに、アンカや電気毛布が欠かせない
□足が冷たくて目が覚めることがある
□体をあたためていても、足は冷えている
□冬はしもやけができやすい
□お風呂に入っても、寝る頃には足が冷えている
□夏は冷房の効きすぎた部屋で過ごしている
□運動をほとんどしない
手足が冷えて悪化すると痛みを感じるように、原因は全身の循環の滞りにあります。流れが悪くなると、末端の血管の細い部分に影響が。末端冷えは血巡り悪化のサインでもあります。
(5)内蔵冷え…平熱は低めでいつも憂鬱?
□脇の下よりもおなかの方が冷たい
□腰回りは常にひんやりしている
□厚着をしても体が冷える
□1年に2回は風邪をひく
□だるくてやる気が出ない
□平熱は36°C以下だ
□氷入りのドリンクをよく飲む
臓器の働きが弱まり、消化や代謝も悪化している状態。卵巣にも冷えが….。血の巡りの悪化はホルモンの分泌を鈍らせます。自覚できにくい分、もっとも注意が必要な冷えと言えます。

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