2013年11月05日
体を温めて、女性ホルモンを活性化させよう
こんにちは、シンリーボーテスタッフのタカ子です。
最近は朝夕の冷え込みが厳しくなってきましたね。
でも、まだものすごく寒いというほどでもなく、コートを出そうか出すまいか悩んでいます。
とはいえ、これからどんどん寒くなるのは間違いありません。
シンリーズの皆さんも体を冷やさないように気をつけてくださいね。
なぜなら、冷えは女性の美容と健康の大敵!
体を冷やすことは、女性ホルモンにも良くないんです。
血液は体中に栄養を届ける役目をしていますが、体が冷えると血流は滞ります。
これはつまり、交通渋滞を起こしているようなもの。
本来届くべき栄養が届かなくなり、あちこちに不調をきたすんですね。
特に、女性の子宮や卵巣は血液の影響を受けやすく、冷えによって機能が低下しがち。
卵巣は女性ホルモンを分泌する場所ですから、卵巣が冷えるということは、そのまま女性ホルモンバランスの乱れに直結します。
けれど悩ましいことに、女性はそもそも冷え性になりやすいのです。
まず、女性の体は男性に比べると筋肉が少なく、脂肪が多めにできています。
筋肉は熱量を作る働きがあるため、筋肉が少ないと熱量が不足しがち。
それに、血流を全身に巡らせるためにも筋力が必要です。
脂肪はというと、一見、体を温めてくれそうな印象がありますが、実は一度冷えてしまうと温まりにくい性質を持っており、いったん冷え性になると慢性化しやすい一因でもあるんです。
また、女性の体温は女性ホルモンの影響を受けており、ホルモン量の変化によって体温も変化しています。
この体温を調節しているのは自律神経。
そして、自律神経と女性ホルモンをコントロールする脳の部位は同じ場所。
これはどういうことかというと…
体温調節ができずに体が冷えると、女性ホルモンバランスが乱れる。
女性ホルモンバランスが乱れると、体温調節機能が低下する。
という具合に、体温と女性ホルモンバランスは相互に影響しやすいのです。
まるで天秤のように、どちらかが傾くと片方も傾くようなイメージでしょうか。
こんな風に、女性の体は男性に比べると冷えやすく、かつそれがホルモンバランスにまで影響してしまいます。
だから、女性の心身の健康のために、体を温めるということはとっても大切!
体が冷えやすい秋冬は、特に意識して温めるようにしてくださいね。
効果的なのは、やっぱりお風呂。
熱いお湯は体の表面だけを温めてしまい、中は冷たいままということもあるので、ぬるめのお湯にゆっくりと浸かるのがポイントです。
忙しい時はシャワーだけという女性も多いかと思いますが、体をゆったりと温めることはストレス解消にも効果的。
女性ホルモンや自律神経をコントロールしている視床下部はストレスに弱いので、リラックスすることも、女性ホルモンバランスの改善にはとても良いことなんですよ。
それに、心身が健康でアクティブな状態のほうが、仕事も家事もはかどります。
お風呂に入る時間がもったいない…なんて思わずに、急がば回れ!の精神で、時にはゆっくりと体を温めてみてくださいね。
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