紫外線でシミができるメカニズム

こんにちは、シンリーボーテスタッフのタカ子です。

日々、たくさんの女性の肌悩みに接していますが、30代や40代になった頃から増えてくるのがシミのお悩み。
肌にハッキリと黒く現れてしまいますから、やっぱり気になりますよね。
生まれた時には誰もがシミひとつない白い肌なのに、どうしてこんなふうに黒くなってしまうんでしょう?


シミができる原因はいくつかありますが、今日はその中でも一番多い、紫外線によるシミ発生のメカニズムをご紹介します。

まずはシミの黒色の正体から。
肌色を黒くシミに見せているのはメラニン色素です。
女性なら、メラニンという言葉はご存知の方も多いかと思います。
このメラニンを作り出す親となっているのが、メラノサイトと呼ばれる色素細胞。
メラノサイトは、紫外線を感じると、それに反応してたくさんのメラニンを作り出します。
誤解してはいけないのは、メラニン自体は決して悪者ではなく、紫外線から肌を守るという大切な役割を持っています。
黒い色も、紫外線をブロックするためのもの。
いわば、黒い日傘のようなものなんです。
健康な肌であれば、やがてターンオーバーによりメラニンは肌の外に排出され、メラニンで黒くなっていた肌も次第にもとに戻っていきます。
でも、次々と作られるメラニンの量に排出が追いつかなくなると、メラニンが肌に残り、肌色を黒く濃く見せてしまいます。
これがシミ!
なんだか、白いコップに付いた茶しぶみたいですよね。
1回お茶を飲んだだけでは問題ないのに、回数を重ねるうちに、いつの間にか色が付いて…
一度できるとなかなか取れないところまで似ている気がします^^;
いずれにせよ、作るのは簡単で、消すのは難しいのがシミ。
シミがある人もない人も、将来のシミ予備軍を作らないように、紫外線対策を怠らないことが肝要です。
また、一見、美白やUVケアとは関係なさそうに思えますが、スキンケアで肌を整えておくことも、立派なシミ対策。
ターンオーバーが乱れた肌は、メラニン色素が沈着しやすい状態です。
しっかり保湿した健康な肌で、不要なメラニンは残さず、シミを作らないようにしましょうね。
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