2020年10月29日
秋の保湿ケアが、冬の肌コンディションを左右する
肌が乾燥するシーズンといえば、冬を思い浮かべる方が多いかもしれません。
でも実は、10月から11月にかけてのこの時期が、乾燥対策には重要だということをご存知でしょうか?
空気の乾燥の原因になるのが、湿度の低下。
東京都の平均湿度を調べてみると、9月が74%、10月が63%で、11%も湿度が下がっていることが分かります。
(ちなみに、1年で一番湿度の変動が激しいのは、5月から6月にかけて。12%も湿度が上昇します。)
秋から冬にかけて徐々に低下していく平均湿度は、1月には50%を切り、2月は46%と1年で一番の低湿度になります。
ここで、皆さんに一つ質問です!
肌にとってちょうどよい湿度は、どのくらいだと思いますか?
答えは65%から75%。
60%を切ると、肌にとっては「乾燥注意報」になります。
11月になると平均湿度は60%になるので、ほとんど毎日「乾燥注意報」が発令!
10月はまだ「乾燥注意報」も出ていないから安心だと思った方、油断は禁物です。
夏の紫外線で低下しているお肌の保湿力を、きちんと回復させておくのが今の時期なのです。
これからは気温がどんどん下がっていき、血流が悪化。肌細胞の新陳代謝が衰え、ハリの低下、透明感の低下など肌トラブルを招きます。
さらに、湿度に関しては、外の湿度が低下するだけでなく、室内で暖房を使用するため室内も湿度が低下。肌を取り巻く環境はより過酷になります。
そんな状況になってから、慌てて保湿ケアを強化するより、今のうちから早めに取り組んでおきましょう。
保湿力が弱まっている秋肌。肌の土台がしっかり整っていないと、冬のシビアな環境ではトラブルのオンパレードになってしまうことも・・・。、
紫外線による肌疲れも一段落し、乾燥も本格化していない、肌にとっても過ごしやすい季節である今のうちに、肌の基礎力を高めておきたいものです。
毎日のお手入れで、しっかりと保湿ケアをして、本格的な乾燥シーズンに備えておきましょう。
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