2018年5月11日
UVケアを頑張っているのに増えるシミ、その正体って?
女性の肌悩みでも常に上位に入るシミ。
一番の原因は紫外線ですが、女性ホルモンが原因であると言われるものもあります。
それが、肝斑(かんぱん)。
シミとは何が違うのでしょう?
肝斑とは、目の下あたりの両頬に、左右対称に現れるシミのこと。
(肝臓の「肝」という字を使っているのは、シミの形が肝臓に似ていることから来たそうで、肝臓自体とは特に関係ないそうです)
通常のシミは、紫外線が原因でメラニン色素が過剰生成されてできますが、肝斑は紫外線に当たらなくてもできることがあります。
つまり、UVケアや美白ケアをしっかりしていても、シミができてしまうんですね。
・30代以降にでき始め、閉経とともに薄くなっていく
・妊娠やピルの服用をきっかけに現れることがある
などの特徴があることから、女性ホルモンとの関係が指摘されています。
明確な原因はまだ解明されていませんが、女性ホルモンのバランスが崩れることで、メラニン色素を作り出すメラノサイトが小さな刺激にも過剰反応するようになることが原因のひとつであると言われています。
ですので、肝斑の治療には一般的なレーザー治療はNG!
レーザーが刺激となってメラニンが増え、肝斑をさらに濃くしてしまう可能性があるのです。
最近は肝斑に対応したレーザーも出ていますが、施術を受ける前に、クリニックによく相談してくださいね。
肝斑は、できる原因も治療方法も通常のシミとは異なります。
スキンケアや美白を頑張っているのに、いっこうにシミが薄くならない…という場合、そのシミはもしかしたら肝斑かもしれません。
通常のシミと肝斑は、肌に混在することもあり、見分け方はとても難しいもの。
ひょっとして?と思ったら、皮膚科医などで相談してみましょう。
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