2018年1月28日
原因も改善法も違う!2種類の「シワ」とは?
女性の肌悩みで常に上位の「シワ」。
あるだけで見た目がぐっと老けてしまうやっかいものです。
でも、一口に「シワ」と言っても、浅いものと深いものの2種類があり、それによって改善の難易度も違ってくるんです。
シワの種類と違いを知るには、まず肌の構造から復習しましょう。
お肌は表皮と真皮から成り立っています。
表皮は普段私たちが触れている、お肌の一番外側の部分。
角層のターンオーバーにより、常に生まれ変わりを繰り返しています。
表皮の奥、つまり下のほうにあるのが真皮。
クッションのような弾力で表皮を支える、縁の下の力持ち的存在です。
そしてお肌のシワは、表皮にできるものと、真皮にできるものとに分けられます。
いわゆる小ジワや、ちりめんジワと呼ばれる小さなシワは、表皮のシワ。
表皮の乾燥による水分不足によって肌の表面に凹凸が生まれ、それがシワとなって表れます。
乾燥による小ジワが特にできやすいのは、目の周り。
もともと皮膚が薄く、かつアイメイクやクレンジングで摩擦を受けやすいのが原因です。
秋冬などの乾燥が厳しい季節になると、目尻にシワが目立ってしまうという方もいるのでは?
目尻にシワができると見た目年齢が一気に上がるので、気になりますよね…
ただし表皮のシワは、しっかり保湿することで改善しやすいのも特徴!
乾燥が原因のシワなので、乾燥を解消することで目立たなくなります。
一方、一筋縄では行かないのが真皮のシワ。
真皮を構成するコラーゲンやエラスチンなどの弾力成分が加齢とともに失われるのが主な原因です。
乾燥で肌表面にできている小ジワと違い、肌の土台そのものが崩れてしまうようなイメージ…。
こちらのほうがシワとして深刻であることは想像に難くありません。
真皮は表皮のようにターンオーバーもしないので、一度受けたダメージの修復は大変です。
ですから、真皮のシワは予防が大切。
真皮にダメージを与える最も大きな原因は、紫外線であると言われています。
紫外線は表皮を突き抜けて真皮にまで及び、弾力を支えている繊維組織をズバズバと分断してしまうのです。
こうして一度破壊された真皮は、スキンケアだけではなかなか元には戻りません。
シワを作らない、シワを悪化させないためのUVケアが鍵となります。
紫外線は1年中降り注いでいます。
冬であっても、ゼロになるわけではありませんし、雪があれば反射もします。
シワのないお肌を保つには、保湿だけではなくUVケアにも気を抜かないのが肝心ですよ。
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