【スキンケア大学】第22回 良い睡眠でホルモンヌになるために実践したい9つの習慣

前回は、女性ホルモンと睡眠の関係についてお話しいたしました。睡眠チェックの結果はいかがでしたか?2個以上当てはまった方は、すぐに改善しましょう!今回は、いい睡眠をとるために今日から始める9つのことをご紹介します。いい眠りをキープして女性ホルモンを活性化させましょう!

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1.決まった時間に寝起きする
交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えをスムースに行うためには、毎日同じ時間に寝起きして、規則正しいリズムを作ることが大切。たとえ寝る時間が遅かったり、十分な
睡眠時間の確保ができないことがあっても、普段このリズムを守り、熟睡できていれば、弊害が少なくて済みます。
2.寝る3時間前には食事を済ませておく
眠りを誘うのに適した食事タイムは、就寝の3時間前。逆に空腹を感じる状態も睡眠が浅くなり、眠りにはよくありません。
3.寝る前のカフェインは避ける
カフェインには覚醒作用があり、眠りを妨げる可能性が….。その作用は4?5時間位続きます。コーヒー、紅茶はもちろん、抹茶、ほうじ茶、烏龍茶、コーラ、スタミナドリンクなど様々な飲料に含まれているので注意。夕方以降の水分は、麦茶、そば茶、白湯などのノンカフェインものを選ぶようにしましょう。
4.お風呂につかる
入浴は安眠を誘導するのに効果的な方法の一つ。ただし熱すぎるお湯は交感神経の働きを活性化して覚醒状態をもたらすのでNG。快眠には38度くらいのぬるめのお湯に20?30分つかりましょう。体の深部からゆっくりと温まり、高ぶった神経も鎮り、副交感神経が優位になり安眠につながります。
5.簡単なストレッチをする
寝る前にベッドの上などで行う軽めのストレッチは、快眠に効果があります。一日動いて凝り固まった筋肉がほぐされてリラックスし、血行が促進され、副交感神経のスイッチがオンになりやすくなります。
6.寝る前にパソコンやケータイの画面を見ない
パソコンやケータイの画面の光は、交感神経を刺激し、良質な安眠を妨げてしまいます。理想は就寝の3時間前から見ないことですが、現代女性にとっては厳しいと思いますので、せめて1時間前までに。
7.自分にあった枕を使う
あわない枕を使うと、寝ている途中で目が覚めたり、起床時に肩や首がダルいなど不快な症状が出がち。ぴったりのものを見つけて改善しましょう。体が人それぞれ違うように、合う枕も違ってくるので、オーダーするのがベスト。
8.真っ暗にはせず間接照明をつけて寝る
蛍光灯など明るい光は交感神経を活性化してしまいます。逆に真っ暗でも交感神経を刺激してしまうことがあるので、夜寝るときは間接照明を使うなどして光を落とすとよいでしょう。
9.起きたら朝日を浴びる
朝起きた時に太陽の光を浴びると、自律神経を整えることができます。交感神経の働きが活発になり、血圧や体温も上昇して体が覚醒。つまり朝日が体内時計をリセットして一日をスタートさせる、アクセルを踏むような役割があります。遮光カーテンを使っている人はやめて、寝室に朝日が入ってくるようにしてみましょう。

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