女性に多い自律神経失調症って?

こんにちは、シンリーボーテスタッフのタカ子です。

 

暖かくなったり寒くなったり、今年の春は落ち着きがありませんね。
東京は2日連続雨の後、今日はようやくお天気に。
このまま春らしい春になってくれますように!
さて、皆さんは「自律神経失調症」という言葉を聞いたことはありますか?


春は神経やホルモンのバランスが崩れやすいというお話をしてきましたが、この状態がひどくなると、神経の機能が著しく低下して、自律神経失調症という病気になってしまいます。

自律神経と女性ホルモンが密接に結びついていることから、自律神経失調症は、特に女性に多いと言われています。
症状は心身双方の不調として現れますが、人によってさまざま。
例としては、こんな症状があります。
・体がだるい、めまいや頭痛が止まらない
・動悸がする、呼吸が苦しい
・急な不安感に襲われたり、気分がイライラする
・運動をしていないのに、異常に汗をかく
・体がほてったり、冷え性になったり体温の調整がうまくできない
・胃が気持ち悪い
・光を過敏に眩しく感じる
・生理不順、生理痛が重い
・何もやる気がしない、集中力がない
・手足に痺れが出る
・昼夜が逆転する、夜ベッドに入っても眠れない
などなど…
本当にたくさんありますね!
神経は全身にあり、ホルモンや精神活動にも影響するものなので、症状の出方もこれだけ多岐に渡り、それがこの病気を余計に曖昧でわかりにくいいものにしている側面もあります。
また、体の異常ではなく神経の失調のため、病院で検査をしても内蔵や器官の異常は出ません。
病院へ行った本人は明らかに疾患を感じているのに、「異常なし」と診断されてしまうんですね。
人によって症状も異なるため、必ずこれが効く!という治療方法も確立されていません。
生活習慣の改善、自律神経のコントロール方法を身に付ける、お薬、漢方、心理カウンセリング、整体や指圧などの理学療法など、人によって適した方法を選ぶ必要があります。
もし上記の症状に当てはまる、もしかして…?という場合には、自己判断をせず、自律神経失調症に理解のある病院や診療所で相談してみてくださいね。
自律神経のバランスが崩れる大きな原因のひとつには、精神的なストレスもあります。
一人で苦しまずに、専門家を頼ってみましょう。
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