アロマテラピーに使われる精油の正体

こんにちは、シンリーボーテスタッフのタカ子です。

皆さんは、アロマテラピーの主役である精油の正体ってご存知ですか?
エッセンシャルオイルとも呼ばれる精油。
油というくらいだから、植物を絞って取ったオイルなのかしら?
でも油って、そんなにどんな植物からでも取れるもの…?
うーん、よくわかりませんね^^;
今日は、そんな精油の正体に迫ります!

精油は、「油」という字が付いているもののオイルではなく、植物が作り出す有機化合物です。
オリーブオイルやゴマ油などの、いわゆる植物油とは、まったくの別物。
植物は光合成を行うことで、自らに必要なエネルギーを生み出していますが、生存するために必須のエネルギーを作ることを一次代謝と言います。
そして、一次代謝のエネルギーを使って二次代謝を行い、さまざまな有機化合物を作ります。
この二次代謝の産物が精油。
精油は植物が生きていくために必須ではありませんが、生存に有害な虫を避けたりと、その植物にとって何かしら有用な効果があり、私たちにとってのビタミンやミネラルのような存在であると考えています。
精油は植物の質量からわずか0.1%前後しか採取することができない、とても希少なもの。
このわずかな量の中に有効成分がギュッと凝縮されており、強い芳香性を持っています。
この香りや、各植物の有機化合物が持つ効果のうち、人間にとっても有用なものを利用したものがアロマテラピーなんですね。
ただ好みの香りを楽しむという以上に、植物が持つ不思議な力が隠されている精油。
なんだか神秘的な感じもしてしまいますね。
次回は、引き続きアロマテラピーの注意点や、知っておくべきことをお伝えしていきたいと思います。
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